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■コーヒーは、どうして身体にいいの?

◇薬として飲用

いにしえよリコーヒーは眠気覚ましや活力を生み出す秘薬として愛飲されていました。
イスラムの名医ラーゼスがはじめて文献にコーヒーを薬として記したのが、今から約1000年前。
コーヒーは胃に効く薬と書いています。
はじめて飲用したのは、イスラムの僧侶たちだったようです。長時間、夜通しでアラーへの祈リを捧げるイスラムの僧侶たちには、格好の飲み物だったわけです。

数十年前までは「コーヒーを飲むとがんになる」「コーヒーには中毒性がある」などといわれネガティブなイメージが先行してましたが、現在ではむしろ健康に良い影響を与えるための食品として見られるようになっています。
たとえば、がんについていえば直腸がんや胃がん、食道がんなどの発生抑制に効果があるという報告があります。
また、世界保健機関(WHO)コーヒーは(カフェイン)を中毒性から外しています。

◇カフェインの効能

コーヒーの薬効成分といえば、まずはじめにカフェインを思い浮がべるのではないでしょうか?
カフェインは、コーヒーの最も特徴的な成分で、お茶やココア、コーラなどの食品にも多く含まれています。
カフェインの効能としては、眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用などが広く知られています。
カフェインはコーヒーを飲んでから30分位で効果が現れるようです。

「白律神経の働きを高める」
「集中力を高め作業能力を向上させる」
「運動能力を向上させる」


など、きまざまな効果が明らかになっています。
また、カフェインは交感神経を刺激する作用があリ、コーヒーを飲むと体脂肪の燃焼が促進することが知られています。

◇クロロゲン酸類の抗酸化作用

コーヒーの薬効成分として近年とりわけ注目きれていうるのがクロロゲン酸類です。
カフェインよりもコーヒーに多く含まれ(コーヒー生豆中、カフェイン=O.9〜1.2%、クロロゲン酸類=5.5〜8.0%)、コーヒーを焙煎した時の褐色や苦み、香リのもととなっている成分です。
クロロゲン酸類が注目を集めている理由は、がんや糖尿病、動脈硬化などの予防にコーヒーが効果があるという研究結果が相次いで報告され、その結果の中心的な役割を担っているのがクロロゲン酸類の抗酸化作用だということがわかってきたからです。
また、コーヒー党に肝臓がんが少ないのは、この抗酸化作用のためではないかといわれています。